お昼ご飯を各自食べた後は、ペーチ市内の建物の歴史についてガイドの方から学びました。
1つ目はペーチ国立劇場です。1985年にハンガリー建国1000年を記念して設立された劇場は19世紀のユニークな造りで、中に入るとまるで宮殿の中にいるような気分を味わえました。客席だけでなく、ステージの上や、関係者しか入れない裏方(舞台の下や照明を触る2階の部分)の部分も見学することができ、貴重な場所に足を踏み入れることが出来ました。
次の場所に向かっている途中、門の跡地がありました。首都ブダペストは昔3つに分かれており、その陣地を示す門の跡地(BUDAI KAPU)がここにありました。
門の跡地から少し歩いて2つ目の見学地、大学へ。中世時代の教室でハンガリーの大学の歴史について学びました。 1367年に高等教育が必要と定められ、法王の援助で建てられたハンガリーで1番古く、ヨーロッパで4番目に建てられた大学。日本のように、確実にここに大学がありました!というのではなく、この辺りに建ってたのかな〜という想像で今の大学が建っています。学部は合計で7つ。それが描かれたシンボルが旧教室の壁にあり、講堂の壁にもそれが描かれていました。ちなみに、旧教室は今でも授業で使用されているらしいです。古い教室で授業を受けるのは、その時代にタイムスリップしたみたいでわくわくしますね。日本ではなかなか昔の教室を使って勉強することは無いので、羨ましかったです。
教室の次は講堂へ。素敵なステンドグラスに立派な絵。ラテン語で「ヤシの木の根っこのように知識を深めなさい」「賢者の星のように困難を乗り越えて成果を成し遂げてなさい」と言う大学のアドミッションポリシーが書かれていました。 ペーチ最後の日にペーチの歴史ある建物を見ることができ、すごくわくわくしたし、貴重な体験が出来ました(^^)
(渡辺望亜)