こんにちは!Team Catsの野辺です!
ロサンゼルでの日々も残りわずかとなり、今日は授業最終日でした。
そんな最後の授業ではMichael Berlin先生から脚本について学びました!
Michael Berlin先生は、イェシーバー大学で心理学と管理学を学び、博士号を持っています。また、ラマポ大学で心理学と教育を学んだ後、ロサンゼルスの開発研究大学の教授兼学部長を経て、ロングビーチ州立大学の脚本と映画の准教授になりました。
1985年から全米脚本家組合の一員であり、数多くの受賞歴ある作品の脚本家およびプロデューサーとして活躍されています。
最初の授業では、テーマに沿って6単語でストーリーをつくったり、ストーリーに出てくるキャラクター設定を1から自分で考えました!一見簡単そうに思いましたが実際にやってみるとなかなか単語が思い浮かばず、難しかったです。みんなそれぞれ違ったアイディアを持っていて、面白かったです。
ストーリーを考えるのは、簡単に見えるようで難しく、普段、経験できることが出来ないので脚本の授業はとても新鮮でした!
Michael Berlin先生にストーリーのアイディアがどのように思いつくのか聞いたところ、毎日オリジナルのストーリーを書き続け、色んなシチュエーションの中で何が起こるのか考えることが大事だということが分かりました。
次に映画館とサブスクの現状問題について学びました。
映画館に来る人が減ったのは何故か、そして映画館の来場者を増やすにはどうしたらいいのか考え、サブスクの普及や、映画館自体をサブスクシステムにする考えを想像しました。
Michael Berlin先生は、目を瞑って「映画館に入って一番最初にどんな匂いがしますか」とおっしゃいました。その答えは多くの人が「ポップコーンの匂い」を想像するのではないでしょうか。
これこそが答えで、映画館に人が戻ってきて欲しい理由は映画よりも映画館で販売しているものを買ってもらうことで映画館の利益に繋がっているのだということです。なので、もし映画を無料にしたら、その分より売店で食べ物を購入してくれる人が増えるメリットが映画館側にあります。反対に、映画のチケット料金には一円も劇場側に利益がないことが分かりました。
私自身も映画館に行った際には毎回ポップコーンやチュロスを買って鑑賞していたので、この話を聞いて、気づかないところで戦略が隠れていてすごく驚きました。
ここでMichael Berlin先生の友達のGalyさんとビデオ通話をしながら現在のサブスクについて教えてもらいました。
現在多くの人が利用するサブスクですが、みなさんはサブスクに流れてくる広告に注目してみたことがありますか?
無料のコンテンツでは特に広告が多い印象を受けますが近代ではサブスクでも広告が流れるようになってきています。今後のサブスク業界では広告が流れる代わりに料金が安くなる傾向が増えるのではないかと予想されているそうです。
映画館では一つの作品ごとで料金がかかりますが、サブスクでは一度の料金で沢山の作品が見ることができます。つまり、気分によって色んな作品をすぐに見ることができることで自分のペースで作品を楽しむことができ、コストも抑えることができます。改めてサブスクの便利さに気付かされました。
ps 今日は大学の年に1回の避難訓練と講義が重なり、貴重な体験をすることができました!
避難訓練は、高校生ぶりで、日本の避難訓練と比べると意外と緩くて、10分程で終わりました。