学生証がアプリに!?キャンパスメンバーズで国立西洋美術館へ

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こんにちは、メディア学部生です。

今回は、学生証がデジタルへ移行すること、キャンパスメンバーズの利用、この2つについて紹介したいと思います︎(^-^)⭐️


まずは、学生証について紹介します。

今まで、カード型身分証として持ち歩いてた学生証が、2025年7月中旬からアプリに変わりデジタル化します!

「スマホアプリ 学生証」 が始動します‼️

QRコードによる身分証のデジタル化が実現し、

・図書館の入退館 ・図書の貸し出し ・テスト

・一部建物、部屋の入退管理 などで使われます

スマホアプリからすぐに利用可能なため、カード忘れや紛失の心配がありません。また、QRコードは認証業界の規格に基づく偽造・改竄対策を実現しており、セキュリティも安心です。

そして、今までのカード型身分証との並行運用も可能です。

※画像はイメージです。

学生証がスマホアプリになると、身分証明の時に小物から取り出す手間が省けるだけでなく、電子マネーの普及もあり、スマホだけでの外出がしやすくなるのではないでしょうか?

通学定期券購入兼用証明書に使用したり、学生割引でカラオケやホテル、Gong cha(グローバルティーの店)、キャンパスメンバーズを利用したりと学校以外でも使い所は様々……!

そこで、学生証を使ったキャンパスメンバーズの利用について紹介します。

キャンパスメンバーズとは

大学や短期大学、高等専門学校などが加入できる会員制度で、学生や教職員が美術館や博物館などの施設を無料または、割引金額で利用できる制度です。

具体的には、国立美術館や博物館などが、教育機関と連携して、学生や教職員が文化や歴史に親しむ機会を増やし、教養や感性を豊かにするために設けています。
 
多くの学校がキャンパスメンバーズに加盟しており、個人だけでなくゼミや授業の一環としても利用されています。
 
展覧会一覧はこちらから
 
今回、学生証を提示してキャンパスメンバーズを利用し、上野にある国立西洋美術館の常設展に無料で入館することができました^ ^

 
国立西洋美術館の建物は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。こちらで中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、ロダンを中心とするフランス近代彫刻を見てきました。
 
 
左:アドリアーン・イーゼンブラントに所属/「玉座の聖母子」/油彩
右:アンソニー・ヴァン・ダイク/「レガネース侯爵ディエゴ・フェリーペ・デ・グスマン」/油彩
 
各フロアのコーナーによって絵画の雰囲気や大きさも変わり、
上記写真のフロアでは遠近法を用いた作品や色鮮やかな作品が多かったです。
画家によって絵画の雰囲気や色使い、表現の仕方の違いを見つけることができて絵の見方が広がった気がしました。
右の絵画はかなり大きいサイズで、夜中に描かれた人物が飛び出て徘徊していたら楽しいだろうと想像しました。(^ ^)
 
 
左:アンリ・ファンタン=ラトゥール/「聖アントニウスの誘惑」/油彩・カンヴァス
右:アンゲリカ・カウフマン/「パリスを戦場へと誘うヘクトール」/油彩・カンヴァス
 
左の絵画では、ぼんやりと淡く描かれているように感じました。写真のように鮮明に絵を描かなくてもいいのだと改めて感じさせられました。
右の絵画は、真ん中に座っているパリスが左の女性に思いを寄せていて、まだ会話を楽しみたいのに右のヘクトールに戦場へ出るよう誘われている様子の絵画です。説明を読んで、絵画にも物語があり、説明や想像によって枠外の情景も見えてくるなと感じ、私にとって絵画の中に引き込まれるような感覚になりました。☺️
 
 
 
フロアの明るさは絵画に合わせて暗かったり明るかったり。
彫刻や絵画は数人でもゆっくり見られるように、隣の作品との感覚が広めに取られていました。
右の写真は、美術品を他の倉庫や美術館から運ぶ時に使う「梱包の断面」です。
美術館では作品の鑑賞だけでなく、長期保存するために行なっている工夫の紹介や修復について、運搬時の状態や工夫についても展示・説明を行っています。
 
 
左:クロード・モネ/「舟遊び」/油彩・カンヴァス
右:パブロ・ピカソ/「女性の銅像」/油彩・板
 
皆さんはご存知でしょうか?
モネ作品、ピカソ作品、名前は聞いたことあるって方は多いのではないでしょうか・・!
展示中でしたので、本物を鑑賞することができました🥺
 
私は作品から、
「クロード・モネ」の作品は、雰囲気や色使いがとても淡く、人に焦点を当てているというよりも、そのものの自然体の良さや、影、反射、波、水など普段表現できないものの描きが素敵で、筆を動きが見えるような、儚い感じがあると感じました。
「パブロ・ピカソ」の作品は、単色に見える色が多く、恐ろしさや不気味な雰囲気を覚えることもありました。右の図で言うと、こちらの内面を冷静に観察されているような、淡々とした視線やどの面も一致しない顔、女性と分かるのかと不安になりました。
 
 
美術館の出入り口にはショップがあります。展示中の作品が描かれたポストカード、クリアファイル、箸、栞、本などを販売しています。
 
最後に、今回はキャンパスメンバーズを利用して国立西洋美術館を訪れました。
ひとつひとつの作品を観るたびに、自分なりの感想が浮かび、自分の中で好きな作品を探してみたり、他の画家や作品と何が違うのかを比べてみたりしました。
また、絵の続きや登場人物が動き出す様子を想像することで、想像力が刺激され、とても充実した時間を過ごすことができました。✨✨

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