今回は、【2回目の韓国留学】を2回の連載に分けて書きます。
私は2017年4月(3年生の後期から)仁川大学の交換留学生として1年間の交換留学に行く事が決まりました。
この2回目の留学を決めた理由としては
- 語学を中途半端で終わらせてしまった。
- 韓国と日本を繋ぐ仕事がしたいので、韓国から見た日本のイメージを知りたい。知る必要がある。
と言う、気持ちが大きかったからです。
なので、今回は学生時代に出来る最後の留学なので、前回できなかった事に挑戦し、充実した1年にしようと決意しました。
その為には“積極性”が一番重要だと気付きました。韓国だけではなく外国では“積極性”がなければ生きていけないといっても過言ではない程必要な能力です。
日本で生まれ育ち、人見知りで積極性なんて1ミリもなかった私ですが、韓国に来たらそんな甘い事は言ってられませんでした。
友達を作るにも、韓国の学生は意外にもシャイな学生が多く、話しかけてみたいけど話しかけられないという人が多かったので、自分から話しかけて見たり、ご飯や遊び、分からないことを質問するなど積極的に触れ合うという姿勢が一番大切でした。
授業でも同じでした。外国からの留学生は積極的に発言し、質問するのが当たり前です。受け身になって、ただ話を聞いて終わりという学生は少数です。
それは自分にとって大きな刺激になりました。質問するのが恥ずかしいのではなく、疑問を持ち、それをぶつける事が何よりも大切ということに気づかされました。
疑問を口に出すことでその問題が解決するだけではなく、それが積極性と自信につながりました。また、疑問を言葉にして発する事により韓国語の上達にも自然と繋がったと、今思うと感じます。
語学を中途半端に終わらせてしまったという点においては、友達を作り、授業にも積極的に参加し(特に発表のある授業を受講する)、話す機会を多くすることで解決する事が出来たと考えます。
最後に、留学を考えている人に伝えたい事があります。それは、留学する前に必ず『留学をする意味』を考えて欲しいです。莫大なお金をかけてまで自分はその国に行って何を学びたいのか、何をしたいのか?
また、それを為し遂げるための意志とそれを行動に移す積極性も共に重要になると私は考えます。
韓国語クラスの友人たち(交換留学生仲間)
(日本人代表として発表した際)