フリータイムの夜は、ペーチ国立劇場で、ハンガリーを代表するグループHungarian State Folk Ensemble のコンサートを鑑賞しました。
19世紀に建てられた由緒正しい劇場で、オペラやバレエの上演にも使用されています。オペラハウスのような豪華な劇場にとてもドキドキしました!
公演が始まると、日中の疲れも忘れて見入っていました。鮮やかな民俗衣装はもちろん、民俗音楽の生演奏やプロのダンサーが踊る民俗舞踊は、とてもエネルギッシュでした。特に男性のダンスは力強く、大人数で踊るところがとてもかっこよかったです。女性は地域ごとに変わる民族衣装の刺繍や、ふんわりとしたスカートが回転のたびに揺れてとても可愛かったです。
民俗音楽の講義で見た羊飼いのダンスや、民俗舞踊のワークショップで習ったステップなども登場していて、それに気づけたことが嬉しかったです。
事前学習や授業で学んではいましたが、実際に見ないとわからない迫力と、日本人の私たちにはなかなかピンと来ないハンガリーらしさを肌で感じることができました。
ハンガリー研修も5日目が終わりました。ハンガリーでの生活に慣れてきたと共に、帰国が近づいていることに、少し寂しさも出てきました。
(柴田 妃菜子)