引き続き、ハンガリーの民俗音楽について学びました!
後半は、楽器の説明に加えて実際に楽器を弾いてくださり、音楽を堪能することができました。特に面白いなと感じた楽器は、「トランペット・バイオリン」です。この楽器は、トランペットにバイオリンの弦がついているのか、バイオリンの弦にトランペットがついているのか謎というくらい、とても面白い形をしています。そして、吹くのかと思いきやバイオリンのように弦を弾きます。よく響くので屋外で演奏するのに便利だそうです。
他にも、カギのような形のものを口に入れてバネのような音色を奏でる楽器や、羊の皮を袋にして、その中に空気を入れて鳴らす楽器、はちみつの壺のようなものに布で蓋をして、その中に棒を突き刺して鳴らす楽器、鈴のような楽器では大きさによって音色が変わるので、その鈴を羊につけていたら音色で誰の羊か分かるというものなど、ユーモア溢れる楽器を多数紹介していただきました。
民俗音楽の講義(2018.9.20)
今回、ひとりの講師の方が演奏を担当してくださったのですが、そのどれもが日本にはない独特の音色や世界観を持っていたので、とても勉強になりました。また、ハンガリーの民俗音楽について知識を深めていきたいと思います!
(國司 華子)