目指せ!TVディレクター

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今回、私がインターンでお世話になった制作会社の方にインタビューをさせて頂きました

TV業界で働きたい学生必見です!

 

株式会社ガスコイン・カンパニー、ゲームセンターcxなどのディレクターをされている高橋純平さんです。インタビューでは学生生活や仕事について伺いました。

この業界に興味を持ったきっかけを教えてください。

もともとは福祉のことを学んでいましたが、自分にはその道は向いていないと感じるようになり、この職業を目指すようになりました。

この会社を目指したきっかけは、もともとお笑いとゲームが好きだったからです。

ディレクターとはどんな仕事だと思いますか?

ドラマもバライティー番組もまとめて、「自分のアイディアを形にする、映像にする仕事」だと思います。これ結構深いと思います(笑)この一言だけだと、そんなの分かってるよってなると思うんですが...例えば月9であればラブロマンスのようなドラマで、それをバライティー的なドラマにすることはできないんです。その中でどう自分の色を出せるか考えることが面白いところだと思います。

仕事の為に努力していることはありますか?

バライティーをつくっているときは、電車の中でも、お風呂に入ってるときも、常に何が面白いのかを考えています。人間観察も良くします。すごくベタなことを言うと、電気式の看板の電源が1つだけ消えていたら、面白い文字になることあるでしょ?そんなところも見たりしてますね。あとは、それを番組にできないかなとか考えます。今のテレビは決まりきってるんです。例えば、今は素人のインタビュー番組などが人気なんで、予測がつかない回答が帰ってくるから面白いんですけど。それとはまた別の形の面白いことが出来ないかなって思ってます。あとは、収録終わりのオフライン(パソコン上で編集すること)中に、演者さんがしゃべり出すタイミングをあと一秒遅らせたら、もっと面白くなるんじゃないかなとか、そこは妥協しません。

この仕事で辛いこと、楽しいと思うとことどこですか?

ADだった時は雑用が多くて大変でした。コーヒー作りやゴミ捨ては「デスクの人がやればいいのに」と思っていたこともありました。ディレクターになってからは、自分の考えたミニコーナーの企画や担当するものが「面白くない、記憶にない」と言われると、もう少し何か工夫ができたのでは?と後悔します。向上心があるからこそ、そういうことを言われると辛いです。

良かったことは、小さい時からお笑いのネタ番組が大好きなので、そういう面白い環境にずっといられることですね。

大学時代にはどんなことをしていました?

特に特別なことはしていませんでした。決まった3人でほぼ毎日呑んでいましたね。今思えばとても無駄だったと思います(笑)あとは一週間誰とも話さないないで家にいたこともありました!そのときに「こういうつまらない時間を過ごしていたらだめになるな」と思いました。その時間があったから、今の忙しい生活も続けていられのだと思います。つまらない生活に戻る方が今は辛いと思っているので...。

大学生活でもっとやっておけば良かったことなどはありますか?

人ともっと話しておけば良かったかなと思っています。この業界だけでなく、どんな仕事にも言えることだと思いますが。私も最近になって打ち合わせで緊張せずに演者なんと話せるようになったのですが、やはり人前で話せるのは大きいと思います。