コダーイセンターで開催されたワイン・ソング・フェスティヴァルのコンサートに参加してきました。
会場の中だけでなく、周囲も多くの人で溢れかえっていて、とても賑わっていました。開演前には来場者にワインが振る舞われていて、すでに盛り上がっている様子が見受けられました。
コンサートでは、男声合唱とオーケストラがメインの演目となっていました。オペラの『トゥーランドット』や『椿姫』など知っている曲もあり、最後まで楽しめました。観客が手拍子をしたり一緒に歌ったりなど、会場全体で演奏会を作り上げている雰囲気を感じ取ることができました。ただ、司会の男性が何を言っているのかが分からず、笑いどころも理解できなかったことが心残りです。
演目の途中、前日のダンスパーティーでも演奏を披露してくださった民俗音楽の先生率いるバンドも出演されていました。民俗音楽とダンスの授業で計6回もお世話になったので、最後に素晴らしいコンサートホールで演奏を聴けてとても嬉しかったです。
日本ではまだコンサートでマスクの着用が義務付けられていたり、観客と歌う演出は難しかったりするため、文化や国民性の違いを感じつつも、早く元のコンサートに戻ってきてほしいと強く感じました。
(高橋彩奈)