2月28日、朝7時半に集合して私たちはバスに揺られて南カリフォルニア大学(University of Southern California)に来ました!
USCは、1880年に設立されたアメリカ西海岸で最も歴史ある大学で、スタンフォード大学と並ぶ名門私立大学として評価されています。
写真は、USC映像芸術学部教授(城西国際大学メディア学部客員教授兼任)アキラ・水田・リピット先生です。
本日は、水田教授に映像芸術学部の施設を案内してもらいました。
凄いかっこいい校舎です!
昔からある学校にしては見た目がとても綺麗なので何故かと思いましたが、ジョージ・ルーカス氏が230億円の寄付を行い校舎の構想も出して立て直しをしたそうです!
USCの映像芸術学部には多くの人々の寄付が集まって、最新鋭の施設や環境が生徒達に提供されています。
人々の寄付で作られたというのは、日本の大学では考えられない事ですよね!
この大学は、全米最古のフィルムスクールを開講しました。
ハリウッドを持つロサンゼルス州にある大学で全米ナンバー1にしたいという思いから卒業生や関係ない多くの人々が寄付をするのは面白い事ですよね。
大学を3回も落ちたスティーヴン・スピルバーグも寄付してました。
施設以外にも、イベントや展示会が実施されています
年間およそ350日ほど映画鑑賞会などのイベントを開催しています!
校舎の中には映画館が3つあり、小さな映画館が2つと大きな映画館が1つあります!
こちらは200人もの生徒を収容可能だそうです、それぞれの椅子の背には寄付をした人達の名前が刻まれています!
この中では授業も行われているそうです!
日本の中田秀夫監督が日活映画の100周年を記念し、上映会が行われていました!
しかも、この上映会には我らが城西国際大学も関連して出席していました!
http://www.nikkatsu.com/100th/
この様に、日本では考えられない様なイベントが行われています。
イベントでは、現在「猿の惑星」50周年を記念した展示会がロビーで行われています!
こちらの展示では、普通博物館で扱われる様な実際に映画で使われていたものが寄贈され、展示されています!俳優さんや制作に関わった方達が訪れ、スピーチや試写会を行いました。
教育の一環で使われている撮影スタジオは、プロが使うスタジオと全く同じで撮影機材はとても充実していました!
実際、プロが使わせて欲しいと言う希望もあるのですが、学生と卒業生しか使用できません。
私たちが見学した授業風景は、私が体験した授業の人数と比べて極めて少ない少人数のものでした。
その内容は、公開されている映画の一シーンを撮影するという授業で、日本の授業と違う点に驚かされました。
USCの映像芸術学部で新しくできたアニメーションコースの教育は、ゲームやVR技術といったことを学んでおり、例えば、福祉施設とタイアップしてリハビリなどの治療にゲームを組み込むことで治癒効果の向上に生徒たちが研究しています。
学生は最先端の技術の中で生活しているので、その先にあるものを発見できると考えて、その環境が提供しています。
これは最先端の技術であるMAP(上の写真を参照)日本では考えられない様な技術で説明ができないので、気になる方は調べてみてください!
これだけの施設や環境、教育を受けるには、日本の大学の文化系の学部が4回卒業する費用が必要です