ハンガリー民俗音楽2回目の授業を受けました。
今回は、民俗音楽で使われている楽器を実際に見せてもらい、演奏方法やどんな音なのかを学びました。 たくさんの楽器がありましたが、私たちの知っている音階とは違う調弦のものが多く、前回の授業で民俗音楽をヨーロッパの楽譜に書き起こせないと言っていたことの意味が分かり、面白かったです。
メロディとベースの両方を演奏できる楽器があったのですが、貧しい地域で人を多く雇わなくても演奏できるようにするための工夫だと知り、楽器ひとつでその地域の暮らしぶりまで見えてきて、トランシルヴァニアにより興味を持ちました。 政治が楽器の歴史に関わっていたり、たくさんのことが重なって伝わった大切な楽器が今日まで残っていることに、とても感動しました。 3回目の授業も楽しみです。
(奥野日向子)