映像を学んでいる大学生が企画する、二面性がテーマの初個展。

2023 年 8 月 17 日から 20 日にかけて、アートスペース原宿みっくにて仁林光くん初となる個展「時節と陰陽」が開催されます。

われわれJIUメディアプラス編集部は、搬入日とイベント初日にうかがいました。個展についてももちろんのこと、個展の企画者である仁林光くんの内面に迫るインタビューも行いました。

自分の志す業界の未来を見据えた、JIUで学ぶという選択

編集部 JIU若手クリエイターに取材ということで、まずは自己紹介からお願いします。

仁林光 はじめまして。フォトグラファーとシネマトグラファーをさせていただいています。ひかると申します。

編集部 なぜ城西国際大学メディア学部に入学しましたか?

仁林光 ぼくが将来目指しているのが放送関係の仕事で。いま放送ってどんどん衰退していっている(と世間では言われている)じゃないですか。その一方で、ネットが強くなってきている。

編集部 たしかに。

仁林光 放送業界も、最近ネットに加担してきているように感じていて。例えば、TV○rとか、ネット配信だったり。放送だけを学べる学校もあったんですけど、城西国際はネットも強くて。放送もネットも学びたかったので城西国際大学に入学しました。

編集部 東京キャンパスではなく、千葉のキャンパスを選んだ理由は。

仁林光 機材の豊富さで選びました。あとは、比較的自由に使いやすいからです。

編集部 カメラマンってなると、写真?映像?

仁林光 両方ですね。

編集部 将来の夢は?

仁林光 やっぱりテレビカメラマンになりたいですね。地上波も、ネット番組も、両方やってみたいです。

編集部 こういう番組がいいとかあるんですか?

仁林光 ぼくが映像のカメラマンになりたいと思ったきっかけが、紅白歌○戦、歌番組です。ぼくの一番好きな番組なので、歌番組がやりたいです。

個展「時節と陰陽」

編集部 今回の展示のお名前をお願いします。

仁林光 この個展の題名は、時節と陰陽(じせつといんよう)になっています。

編集部 どうしてそのお名前になったんですか?

仁林光 ぼくはこの個展で二面性を表現したくて。すべてのものって裏と表があると思うんですね。裏と表を、隠したり隠さなかったりする人、隠したり隠さなかったりするものもあるじゃないですか。それを表現したかったです。

編集部 千葉のキャンパスに通っているのにどうして個展は原宿で開こうと思ったんですか?

仁林光 利便性があって人通りが多いのと、ここ地元なので。地元でやりたかったっていうのが大きいです。

編集部 この個展の制作にかかった期間はどのくらいですか?

仁林光 だいたい8ヶ月、9ヶ月くらいです。一個、映像作品があるんですけど。6ヶ月くらいかかりました。

編集部 エピソードとかあったりします?

仁林光 機材を集めるのに、お金って必要じゃないですか。友人伝いに集めていったら、なぜかわかんないですけど総額2000万くらい(の金額に相当する)の機材が集まっちゃって(笑)。

編集部 何人くらいで制作したんですか?

仁林光 ダンサー8人、スタッフが25人で、総勢33人です。

編集部 どの作品も思い入れあると思うんですけど、一作品紹介していただきたいです。

仁林光 ぼくの友だちで、ダンサーの子がモデルなんですけど。(案内してくれる)

仁林光 彼が、今回のテーマのコンセプトになっています。表と裏を表しつつ、裏の面が強いみたいな。

編集部 だいぶダーク寄りですね。

仁林光 まあでもちょっと明るくなっているじゃないですか。どういう気持ちで撮ったかは伏せておくんですけど、お客さんに感じ取ってもらいたいです。

編集部 この個展はどんな人に観てもらいたいですか?

仁林光 すべての人に。小さい子から、お年を召した方まで。とくに来てほしいのは、中高生。若い人たちが映像とか写真を始めるきっかけになれればと思います。

編集部 大変だったことは?

仁林光 とくにないです!

編集部 !!!

仁林光 あ、でもぼくアレルギー持ってるんですけど。一昨日(初日の2日前)にアナフィラキシー起こしちゃって。救急車呼ばれる寸前までいったことですかね。「絶対(病院)行かない」の一心ででなんとか持ち堪えました。もしかしたらこの個展開催できなかったかもしれないです。

編集部 開催できてよかったです。

ひかるくん自身について

編集部 どんな子ども時代を過ごしましたか?

仁林光 子どもの頃は、いつも走り回っているような好奇心旺盛な子でした。10歳から14歳になるまでアメリカに3年間行っていました。

編集部 完成した理想の自分が居ると仮定したら、いまの自分は完成度何パーセントですか。

仁林光 ぼくの将来の夢はやっぱりテレビカメラマンなので、そこが100だとしたらまだぜんぜん。30〜40パーセントなんじゃないかなって思います。まだ下積みの時期です。これからもっと経験を積んでいって、プロのカメラマンになりたいです。

編集部 規模が大きくなればなるほど、1人で撮影はできないし、1人で個展は開けないと思うのですが、ひかるくんの人望はどこにあると思いますか?

仁林光 (照れ)

ついていきたいと思われる理由

石行優凌くん
石行優凌くん

石行優凌 周りを見て気を遣えるところが、みんながついてくる理由だと思います。ちゃんと自分が決めたことはやり通すし、わかりやすく指示をしてくれます。指示受ける側として、安心です。

宮久保陽莉さん
宮久保陽莉さん

宮久保陽莉 この人は一度やるって決めたことは最後までやる人なんです。それを、自分だけでやろうとしないで皆んなを頼れる人だから、全部手伝いたくなっちゃう。(ひかるくんの)先輩だから。

加藤想くん
加藤想くん

恐れを知らなくて、我が強くて、意志の強い彼について行こうと思いました。

褒められて照れるひかるくん
褒められて照れるひかるくん

編集部 ありがとうございます!最後にコメントお願いします!

仁林光 精一杯やってるんで、是非来ていただけたらと思います。来場してくれた方たちに、刺激与える作品が多いと思うのでお越しください。待っています。

JIUメディアプラス編集部による、振り返り

「一年生に凄い子が入ってきたらしい」との噂を耳にしてから、本人に取材交渉OKをいただくまで、わずか10分間の出来事でした。多くの人とやり取りをしてきて、私が学んだことは「仕事ができる人ほど返信が早い」ということです。スピードだけでなく、先を見通した対応をしてくれるひかるくん。名刺をいただきましたが、そこには”Photographer ,Cinematographer”とありました。両方「カメラマン」と日本語では言ってしまいますが、細かなニュアンスの違いを伝えるべくあえて英語表記にする丁寧さ。ひかるくんの、相手に何かを届ける表現者としての気遣いが節々に感じられる今回の取材でした。とても10代とは思えない落ち着いた姿勢と謙虚さは、われわれも見習わなければならないとハッとさせられました。ひかるくんの今後の活躍が楽しみです。

JR原宿駅竹下口から徒歩1分、入場無料ですのでぜひ皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。

外観
外観

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開催場所:アートスペース原宿ギャラリーみっく
開催日時:8月17日〜20日
開催時間:11:00-19:00 (※20日は17:00まで)
 最寄駅:原宿駅・明治神宮前駅

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ひかるインスタグラム

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